ブラジルは、真夏のクリスマス(;´^_^`)! サンタさんに聞く?! 新年のブラジル経済

ブラジル豆知識

こんにちは、FUKAです!
南半球にあるブラジルでは、真夏にクリスマスを迎えます。
この1年のブラジル経済の動きを、クリスマスに見られるたった一つの風景から、独断と偏見でうらなっちゃいます。

まあ、言ってみれば、「サンタさんに聞く?! 来年のブラジル経済」という感じでしょうか。

acworksさんによる写真AC(https://www.photo-ac.com/)からの写真

「南半球だから12月が真夏なのは当たり前だろう!」と思でうでしょう。ですが、可哀想なことに、サンタさんは、なぜか北半球と同じ格好をしており、とても暑そうで可哀想です。

ブラジルでは、一年で一番大事な祝日クリスマス

世界最大のカトリック大国であるブラジルにとって、クリスマスは一年で一番重要な「国民の祝日」です。ですから、なんと前日のクリスマス・イブから休んでしまう会社も珍しくありません。

こんなことを言っている私たちの日本語新聞も、休んでしまった一社です。クリスマス・イブに休んでいる「新聞社」は世界中探しても珍しいかもしれません。
ちなみに、誤解がないように説明しますが、これは「日本語新聞の社員が敬虔なカトリック教徒だから休みにした」という訳ではありませんよ。
「印刷所(外注)が休んだ」ので、いくら記事を書いて編集しても印刷できないので休んだ、という悲しい理由です。
印刷所すらもっていない弱小邦字紙の悲哀がにじんでいます。

実は一度だけこの時期に、東京に行ったことがあります。そのとき、腰が抜けるほど驚きました。ブラジルよりもクリスマスの飾りつけが盛大だったからです。「ここはキリスト教国か!」と驚嘆した覚えがあります。

2014年12月に訪日した時、池袋駅近くで見たクリスマスの飾りつけ
2014年12月の訪日時です。ねっ、池袋でしょ!
東京 丸の内 Christmas illumination(Nishinochiさんによる写真ACからの写真)
東京 丸の内のライトアップ(taktkさんによる写真ACからの写真)

ええと、そんなどうでもいいことは置いといて(ヨッコラショ)!

南米最大の金融街のクリスマス飾りつけの意味

そろそろ、本題に入ります。
FUKAが毎年クリスマスで注目するのは、南米最大の金融街ともいわれる「パウリスタ大通り」にある銀行のデコレーションです。
なにも、クリスマス気分を味わいに見に行くわけではありませんよ。
……本当は少しぐらいありますが(笑)。
「南米最大の金融街の銀行のクリスマス飾りつけを見れば、景気が分かる」と勝手に思っているからです。

当り前ですが、世の中で一番お金の動きに敏感なのは銀行です。
その銀行の皆さんが盛大に飾り付けをしているようであれば、「景気が良いから大盤振る舞いをしている」という風に見てもいいのではないかと思います。

事実、景気が良かった2010年12月の飾りつけは、こんな感じです。

2010年12月29日にパウリスタ大通りで撮影した「 Itau Personarite 銀行」のクリスマス飾りつけ
2010年12月29日にパウリスタ大通りで撮影した「Itau Personarite銀行」の正面

翌年もこんな感じです↓

2011年12月22日にパウリスタ大通りで撮影した「Itau Personarite銀行」の正面
飾りつけという意味では、この頃がピークだった感じです
横の方にもいろいろ飾り付けがありました
先ほどのItau銀行の斜め向かいぐらいにあるBradesco Prime銀行は、競い合うように豪華なデコレーションをしていました(2011年12月22日にパウリスタ大通り)
反対か側から見るとこんな感じです
中央が正面玄関です。ほぼ銀行の正面が見えなくなるぐらいのデコレーション。もうディズニーランドかと思いました(汗)
ブラジル銀行がスポンサーになって、パウリスタ大通りを横断する特設ステージをつくって、巨大サンタをのせました。大みそかにはここで音楽のショーが行わましたよ
サンタさんを近くで見ると、余計にデカさを感じますよね

凄くないですか?
どんだけ金を使っているかという感じでしょ。
Itau personariteもBradesco Primeも高額預金者向けの特別なサービスをする銀行です。それだけイメージを大事にして、このようにガンガン宣伝費を使っていたようです。
下のグラフを見たらわかりますが、リーマンショック(2008年)のあと、ちょっと落ち込みますが、すぐに奇跡の成長を見せた頃です。

世界経済のネタ帳 より

2019年に整えられた経済発展のための好条件

ですが、2014年からガクガクと落ち込みはじめ、2018年からようやく、わずかながらのプラスに転じたところです。
2019年には次の4点において、かつてない経済発展のための良い条件を整えたからです。
(1)20年来の課題だった「社会保障改革」(年金制度改革)を実現
(2)かつてないぐらい低い基本金利(SELIC、4.5%)
(3)インフレが4%以下に抑えられている
(4)ブラジルのレアル為替は、1ドル=4レアル少しという「レアル安」で落ち着いており、農産物や鉱物資源の輸出には最適な状態

だから、ブラジルのメディアは「2019年の成長は1%だが、2020年には2%以上」と盛んに報じています。

だから、「もしかしてクリスマスの飾りつけにも、来年の成長への期待感が現れているのではないか」と思って見に行きました。
それでもって、肝心の今年(2019年)の様子です。主に12月14日の昼頃に撮りました。
つまり、クリスマス10日前です。こんな感じです。

あれっ、マクドナルドになってますね
そうなんです。Itau Personarite銀行はこの支店をやめてしまい、マクドナルドになっていました。それで、最近、なんでだか知りませんが、「Mac」ではなく、ポルトガル語読みをそのまま発音表記した「Méqui」をあちこちで使うようになりました。
なんだか、ちょっとヘンですね。
なんというか、クリスマスっていう感じではないですよね

これが、マック式のクリスマスツリーらしいです

こちらのBradesco Primeはまだありますが、まったく飾りっ気がありませんね
あのディズニーランドのような飾りつけをしていたのがウソのように、全然、飾り付けがありません
むしろ、日本の方がスゴイですよね。
カトリック大国なのに、こっちはさっぱりです (´_`。)グスン 。

ブラジルの景気回復は本物か?

ここから先は、独断と偏見です。
どうですか、これをみると、金融業界はまだまだ「ブラジルの景気回復は本物ではない」と思っているのではないか、「まだ上向きではない」と考えているような感じがしませんか。

ただし、ショッピングセンターではやっぱり盛大に飾っていますね。雰囲気を盛り上げて売らなきゃいけませんから、デコレーションは義務ですよね。
ちなみに、翌15日にサンパウロ市北部のショッピングセンター・ノルチに行ってみました。こんな感じで、盛大でしたよ。

12月15日、サンパウロ市北部のショッピング・ノルチのクリスマス装飾

でも、ショッピングセンターですから、当然です。
サンパウロ市で暮らす庶民としては、なんとか来年こそは、本当に景気が上向いて欲しいですね!


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