日本人向きのブラジル料理「モケッカ」ならバデージョ

サンパウロ生活の便利情報

「美味しいブラジル料理が食べたいけど、毎回シュラスコではちょっと・・・」という時、ありませんか?
「ブラジルといえばシュラスコ、フェイジョアーダ」というイメージが強いですが、実は美味しい海鮮料理もあるんです。
それが「モケッカ」。魚介類のトマト煮込みです。

大きく分けて有名なモケッカとしては、デンデ油やココナッツミルクの入った「バイーア風」と、純粋にトマトで煮込んだ「カピシャーバ風」の2種類があります。
誰にでもお薦めできるのは、後者のカピシャーバ風です。
魚やエビの味が純粋にたのしめ、味わい深い一品ですよ。
ちなみに「Moqueca」と書くんですが、ブラジル人も「ムケッカ」と発音することが多いので、日本語でもけっこう「ムケッカ」と表記されることもよくあります。

もっと個性的な味が好みの人は、前者のバイーア風ですね。
FUKA個人としては、バイーア風の方が好きです。
バイーア風はデンデ椰子からとった油が入っていて独特のコクがあり、それをココナッツミルクでマイルドな味にしています。
もちろん、カピシャーバ風も同じぐらいに美味しいですよ。

ずばり Moqueca a Moda da Casa がお薦め!

それで、サンパウロ市でカピシャーバ風モケッカを食べるのに、お薦めのレストランがバデージョです。
2019年暮れに引越しして現在の場所に来たばかりで、一見新しい雰囲気ですが、伝統のお店です。

引っ越してきてから、なんと日本語のメニューまで作ってくれました。
イチオシのお薦めは、ずばり「モーダ・ダ・カーザ」(Moqueca a Moda da Casa )です。
「モケッカ・スペシャル」の一番上にあり、値段は548レアル。
高いように感じるかもしれませんが、大鍋で来るので、十分に大人6人で食べられます。
だから、一人あたりなら100レアル以下です。


実際の料理はこんな感じです。
どうですか? 「海鮮鍋!」という感じで、迫力ありますよね。
グツグツいった状態で出てきますよ。
おいしそうでしょ。

6人前後にグループには「モーダ・ダ・カーザ」(Muqueca a Moda da Casa)が最適

バデーショ(魚、600g)、ロブスター(400g)車エビ(400g)、子車エビ(400g)に加え、イカ(400g)、メッシェリョン(ムール貝の仲間、400g)なども入っており、見た目にもとても豪華ですよ。
というか、鍋に入っているすべての魚介類の味がスープにしみ出していて、一番味わい深い一品です。

これだけでご飯を食べられるピロン

うれしいのが、モケッカに、もれなくついてくるこの↓ピロン(Pilão)です。
モケッカに使った魚の頭とか、はし切れの部分、エビを使って出汁をとって、マンジョッカでドロリとさせた添え物料理なんです。
ですが、「添え物」とは思えない美味さで、正直言って、これだけでもご飯を食べられます。

さらに、もれなくファロッファ・デ・バナナもついてきます。
バナナが入ったファロッファって珍しいですね。
口直しにいい感じです。

あの大鍋から自分用の皿に盛るとこんな感じ↓です。
御飯にピロンをかけています。

メニューのすぐ下を見ると、そのハーフサイズ(318レアル)もあります。
こちらは3~4人でちょうどいいです。
あまり量を食べない方、女性が多いグループだと、このハーフサイズで5人とか食べられるかも。
6人ぐらいのグループでも、他の品も楽しみたい時は、このハーフサイズを頼んで、別の品を注文するのもいいですね。

1人分なら↓こんな感じです。

ちなみに、↑上の写真の左側にあるのがファロッファ・デ・バナナですよ。

お店のメニューには、↓このように料理の説明がしてあります。

モケッカに使う魚は店によっていろいろですが、ここのお店は、まさに店名にもなっているバデーショを使っています。
普通はなかなか手に入らない魚だそうで、「市場にでたらすぐに買い占める」と店主は言っていました。「この魚じゃないと本当のムケッカの味が出ない」とも。

バデーショは、主にセルジッペからリオまでの海岸線に生息し、ガロッパ(ハタ)と同じ種目の魚だ。漁獲量が少なく、あまり流通していないそう。ハタは日本でも高級食材として知られる。
下のリンクに、バデージョの写真があります。

Badejo
(Mycteroperca spp.)

あんまり美味かったので、あせって、いきなり メインディシュを紹介してしまいました(涙)。

前菜ならカスキーニャ・デ・シリー

ですが、 オードブル(前菜)を頼むなら、「カスキーニャ・デ・シリー」(Casquinha de Siri) ですね。24レアルです。
カニの肉をほぐしたものです。
よく、ノルデスチの海岸に遊びにいくと、海の家でよく出てくるアレです。

バイーア海岸から取り寄せたカニの肉がたくさんのっており、メインディシュが出てくるまでの、おつまみとしても最高ですね。
ちなみに前菜メニューは↓こんな感じです。

グループで行った場合は、メニューの一番上にある「Couvert Mix」(前菜のミックスプレート)もいいです。
いろんな前菜の詰め合わせです。
こんな感じです↓ ジャ~~~ン!

↓この「タコのマリネ」(75レアル)も、おつまみや口直しにとっても良いです。

この店にはサンタカタリーナ州で養殖された生ガキも用意されており、まさに日本人向き。
ただし、仕入れの関係で、ない時もありますから要注意です。

グループで行くと、中には「どうしても肉がいい」という人がいる場合がありますよね。
実はそんな人用に、肉メニュー↓もありますので、ご安心下さい。

デザートには、トウモロシのスイーツも

さて、デザートもいろいろ種類があります。
日本人御用達の「 Creme de Mamão 」ももちろんあります。
ですが、ここでは「 Curau de Milho 」を紹介します。
トウモロコシと牛乳をミキサーにいれて砕き、ザルで濾して、スープ部分を鍋で温めて、練乳を加えて甘くし、最後にカネーラ(シナモン)をふりかけたものです。
トウモロコシの味が濃くて、とっても美味しいですよ。
ブラジルでは一般的に、フェスタ・ジュニーナ(6月祭り)の時に食べる習慣があります。
ですが、もちろん、いつ食べてもおいしいです。


ということで、ブラジル名物の美味しい魚介料理を味わうなら、バデージョに足を運んでみるのもいいかも。

Restaurante Badejo São Paulo
【営業時間】 火曜日から金曜日=正午から午後3時、午後6時から午後10時半、土曜日=正午から午後11時、日曜日=正午から午後9時、月曜定休日
【電話】(11) 5055.0238
【住所】Av. Jurema, 79 – Moema, São Paulo – SP, 04079-000(メトロのモエマ駅から徒歩5分)

Like
Like Love Haha Wow Sad Angry
1
タイトルとURLをコピーしました